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群馬県における土地の価格

群馬県における土地の価格は、全体的には低下傾向にありますが、一部では上昇に転じている地域があります。平成28年の上昇率が最も高くなっているのは、新幹線も停車する駅を有する高崎市です。高崎市の人口は37万人ほどになることから、中心部には衣食住を満たすための商業施設も集中している状況です。高崎市の中でも特に土地が高くなっているのは、高崎駅から近い場所にある八島町でした。高崎市の場合でも、旧倉渕村などの山間部では土地が安くなっています。

群馬県で2番目に土地が高くなっているのは、県庁所在地の前橋市です。この地域の中心部は前橋台地の上にあり、比較的に強固な状態になっています。県庁や市役所がある場所も前橋台地の地形で、マンションや一戸建ても多く建てられています。平成28年の坪単価は、前橋市の場合には前年よりも下回っていますが、今でも安定した人気を誇っています。中央前橋駅の周辺が特に高いのですが、前橋駅の周辺も依然として人気です。

山間部の価格は低下傾向にあるのですが、一部には例外がありました。群馬県の土地価格で3位に入っているのは、温泉地として全国的に有名な草津町です。冬場には温かい温泉が魅力的になる一方で、夏には冷涼な環境を求めて訪れる人も多くなる街です。

群馬県の土地価格ランキングの上位には、工業都市の太田市と伊勢崎市も入っています。この2つの都市は、東毛広域幹線道路や東武伊勢崎線で結ばれ、交通環境にも恵まれる状況です。太田市の場合には県都の前橋よりも都心に近いこともあって、一戸建て用の土地の需要も高くなるわけです。

群馬県の土地価格で最下位になっているのは、南西部にある多野郡上野村です。神流川の源流部に近く、純粋な山里として栄えている街ですが、南牧村と同様に過疎化が深刻になっています。上野村の周辺は交通アクセスも不便ですが、観光地としては根強い人気を集めており、今後の飛躍が期待されています。